ユネスコの国際学生証、ISICカードを約1300円で作ってみた

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こんにちは、ライターのスパッサです。

今回はイタリアでのISICカードの作成体験をお伝えしたいと思います。

 

ISICカードとは

ISICカードはInternational Student Identity Cardの略称です。世界共通の学生身分証明書ですね。ユネスコにも承認されている、国際的にも認知度の極めて高いカードです。

詳しくは国際学生証ISICカードをご確認ください。

  

発行所を確認

ISICカードのイタリア版サイトISIC.it - Carta Internazionale dello Studente最寄りの発行所を確認。スパッサの場合はCTSという旅行会社に依頼。

オンライン申請も可能です。ただし、送料など余計な費用に加え時間がかかるので今回は却下。

 

必要書類は3点、身分証明と通学証明、証明写真

身分証明はコーディチェフィスカーレを提示。本人確認とカード番号を控えるために利用。

通学証明はイタリアの大学への入学許可書を提出。イタリア語で書かれている上に、交換留学である趣旨及び日本の大学の住所などが記入されている便利な書類です。

証明写真は小サイズ1枚でした。もしも手元にないようであれば、事前に入手しましょう。€5で大2、中4、小2枚ずつの証明写真を購入できます。日本と同様に道端に撮影ボックスがあり、英語でのガイドも選択可能です。

 

価格は€10

2015年12月9日の時点で¥133.59/€だったので、約1336円でISICカードを発行できました。

日本で発行する場合の発行手数料は1750円です。オンラインや郵送では2300円です。

学名、氏名、生年月日の記載されたシールと証明写真を所定の位置にあわせ、ラミネーターも使わずにクリアシールを貼って完成です。あまりの簡易さに正直驚きました。 

 

まとめ

いかがでしたか?海外で日本の大学名が記入されているISICカードくを作成できるのか。 交換留学生のケースは公式サイトにも個人ブログにもはっきりとした記述はありませんでした。できないとは書いていないからできるのだろうな、という程度でしたので、無事に発行することができてよかったです。

御実家に連絡を入れて国際郵送を依頼するもよし。ISICカードは代理申請も可能です。ただ、身分証を信用ならないイタリアの郵便に託すのは心もとない。現地で気楽に安く作ることができるのですから、どうぞお試しください。なお、12月が切り替え月となっておりますので、申請のタイミングは確認なさることをお勧めいたします。

それでは次の記事でお会いしましょう。読んでくださって、どうもありがとうございました。